ますだ動物クリニック　～スタッフブログ～

チワワの琥珀ちゃんです。

頸椎の痛みで鍼をおこないはじめたのが２年４か月前のこと。
そこから漢方薬も併用して定期的にご来院いただいております。

元々てんかん発作もありますが、雨の日や寒い日に発作が出やすい琥珀ちゃん。

先日ご来院いただいた際、寒くなった影響かてんかん発作の回数が少し増えてきていたので、頸椎の痛みとてんかんにも良いツボに鍼をおこないました。  

ゴールデンレトリバーのデュークくんです。
後肢のふるえや右前肢の痛みがあり、鍼治療を希望されました。





去年の5月から定期的にご来院いただいております。




デュークくんの下に敷いているのは体圧を分散して身体への負担を軽減出来るペット用のマットです。  

最近、鍼治療の様子についての記事を更新しておりませんでした。
申し訳ありません・・・



プリンちゃん、15歳
鍼治療に定期的にご来院いただいております。
初診時は腰椎椎間板ヘルニアのグレード2～3の間でした。



初診から3年経ちますが再発もなく、とても元気です。
プリンちゃんのように定期的（1ヶ月に1～2回）に継続治療をおこなっていると圧倒的に再発のリスクは減ります。

飼い主様、撮影と掲載の許可をありがとうございました！


寒さも本番、この時期はわんちゃんも整形外科の疾患が増えます。
代表的なものとして「椎間板ヘルニア」
腰に症状が出るものが多いですが、首に症状が出るタイプもあります。
過去よくなっていても再発しやすいのがこの時期です。

12月～1月にかけて、継続でおこなっていただいている方に加え、新規と再発で鍼治療をご希望の方が増えています。
日にちや時間帯によっては予約が取りづらくなっている日もございます。
※特に土曜日の午前中は予約が多いです。
鍼治療は原則前日までの予約制ですが、症状が出ている場合は当日予約を取ることも可能です（時間帯が限られる場合があります）のでご相談ください。

椎間板ヘルニアの場合、迅速な対応が大切です。
歩き方がおかしい、動きたがらないなど症状が見られたらすぐに受診しましょう。
1日で急激に状態が進行してしまうこともあります。
ヘルニアに関しては様子を見ることは厳禁です。

当院では鍼治療をおこなっておりますが、状態や飼い主さんのご意向によっては手術をおすすめする場合もあります。

また、鍼治療だけでなく、レーザー治療、お灸、ハーブボール、ペットマッサージも取り入れております。
これらはすべて予約が必要なため、ご希望の場合は予約をお願い致します。

鍼治療は痛い治療ではありませんが、わんちゃんの性格によっては鍼を嫌がる場合が稀にあります。
この場合そのほかの治療でも対応が可能ですのでご安心ください。
また症状によって、鍼＋お灸、鍼＋レーザー、鍼＋ハーブボール＋マッサージなど、複数組み合わせることによって治療の効果を高めることも出来ます。（どの治療法でも基本は漢方薬の併用をおすすめしています）


他院にて「ヘルニア」と診断され、鍼治療をご希望される方へ
レントゲンやCTなど、画像データをお持ちでしたらご持参ください。
現在のグレードがわかれば予約時にお伝えください。
現在服用中の飲み薬やサプリメントがありましたらご持参ください。（内容がわかれば、商品名でも構いません）
当院は東は御殿場市、西は愛知県豊橋市からご通院いただいております。
理想としては最初は1週間に数回～徐々に間隔をあけていき、最終的には1～3ヶ月に1回のペースで養生していくことですが、遠方からのご通院の場合は、飼い主さんのご都合で来院いただけるよう提案していきますので、お気軽にご相談ください。
ただ、基本は1回で完治するような治療ではありませんので、根気よく長い目で見ていただけたらと思います。
（症状によっては1回で歩けるようになるわんちゃんもいますが、そこでやめてしまうと再発することが多いので、良くなっても養生は続けていただくことをおすすめします）
  

当院院長が、かまくらげんき動物病院の石野孝先生と一緒に出演した獣医師向けのDVDが発売されました！



プロフィールもしっかり載せていただきました。
（写真の撮り方が下手で見づらくてごめんなさい）

これは獣医師向けで、飼い主様向けでないのですが･･･動物への鍼治療をおこなうためのレクチャーをしています。

当院院長は日曜の東京出張が多いですが、これも獣医師の先生達の講師をおこなっているためです。
国際中獣医学院日本校の講師と事務局長を兼務しています。（HPはコチラ）
他にも日本ペット中医学研究会の学術委員でもあり、こうしたことから国内や海外での講演や学術発表を依頼されるため、病院の方が臨時休診になることがありご迷惑をおかけしております。
年々肩書きが増えて沢山ありすぎてプロフィールにも書き切れないほどになってしまいました･･･
（DVDのプロフィールは大分省略されています）
なるべく病院業務に支障が出ないよう配慮してもらっていますが、後進の育成やペットの東洋医学の貢献のため、院長自身の休みを削って頑張ってもらっているのでご理解いただけると幸いです。
  

犬の椎間板ヘルニアへの漢方を用いた症例発表が、日本ペット中医学研究会の2017年度症例大賞を受賞致しました。

※漢方だけではなく鍼治療も併用しております



↑　こちらが今回症例発表したわんちゃんで、治療開始からおよそ45日後の動画です。

初診時は後肢に麻痺があり、歩くことが出来ないグレード4の状態でした。
動画は今年2月のもので、現在の動画が撮影出来ておりませんが、足取りがこのときよりもしっかりして日常生活に影響を及ぼさない程度まで回復しております。
また次回ご来院いただいたら現在の動画を撮影させてもらいたいと思います。
このわんちゃんは、最初は週1回からはじめ、状態に合わせてだんだん間隔をあけていき、現在は1ヶ月半～2ヶ月で通院されています。

最近鍼灸治療や漢方治療についてのご報告がこちらで出来ておりませんが、患者さんの数が増えて撮影や記録の時間が取れないことが多くなってしまいました。
冬場は通常の来院が減るため、飼い主様に了解が得られましたらまたUPしていきたいと思います。


鍼灸治療・漢方治療は完全予約制です。
鍼灸治療については西は愛知県豊橋市～東は御殿場市（多くは浜松市と静岡市）と遠方からのご来院が多いため、どうしても土曜日の予約は早く埋まってしまいます。
ご希望の時間がある場合はお早めにご予約ください。
また当院の鍼灸治療で一番来院が多い椎間板ヘルニアは少しでも早く治療することが大切です。
歩き方がおかしい、どこか痛そうと思ったら、まずは近くのかかりつけの病院さんをすぐに受診しましょう。

ますだ動物クリニック　電話0547-33-6010
  

レオンベルガーのマーヤちゃんとラッキーくんです。  

鍼治療と温灸治療をおこなっているベートーベンくんです。

とてもリラックスして寝ながら施術を受けてくれていたので、思わず写真を撮らせてもらいました。



撮影に気付いて起きてしまいました・・・
あまり動いてしまうと施術に影響が出るので、ここで写真撮影は終了。
正面のお顔が撮れなくて残念です。

ベートーベンくんは温灸セットをご購入いただき、おうちでも飼い主様自身がおこなっていらっしゃいます。
（温灸は自宅でも簡単におこなえますので、販売をしております)

飼い主様、掲載の許可をありがとうございました。
本格的に寒くなり、ますます温灸が大活躍ですね。
またのご来院をお待ちしております。

  

チワワの幸太君です。
起立困難となり元気食欲も落ち、鍼治療を希望されました。

↓　こちらは初回来院時、鍼治療前の写真です。





ナックリングがありました。

この後週１～２回の鍼治療と漢方薬を投薬をおこないました。


↓　こちらの写真は６回目の施術時の写真です。







後肢に力が入るようになり、しっかり立てています。

途中経過の写真がありませんが、５回目の施術時には待合室で歩いていました。  

寒くなり、先月から関節疾患や椎間板ヘルニアの症状で鍼を希望される方が増えました。
定期的にご来院いただいている方もいらっしゃいますので、現在予約が増えて曜日によっては予約がいっぱいの日もあります。
鍼治療は予約制です。
ご希望の場合は、初めてでもお手数ですがお電話にてご予約をいただくようよろしくお願いします。



先日はじめてご来院いただいたオーストリアンシェパードのサンタくんです。



サンタくんは調子が悪いわけではないのですが、アジリティをやっているとのことで、関節に大きな負荷がかかりやすいので、養生のために鍼を希望されました。

もう１頭、ボーダーコリーちゃんがご来院いただいているのですが、写真を撮り忘れてしまったのでまた後日・・・



この日は鍼と一緒にお灸も体験してもらいました。

最初は初めてのことで緊張していて、飼い主さんに一生懸命帰りたいと訴えていたサンタくんでしたが、鍼治療とお灸はおとなしく施術させてくれました。

サンタくんのように、どこか不調があるわけではないけれど、不調をおこさないために養生する目的で鍼治療をおこなうこともあります。
運動量が多い犬種・関節疾患になりやすい犬種などにおすすめです。
アジリティなどの大会前におこなうというのもコンディションを整えるためにいいですね♪

飼い主さまには撮影と掲載の許可をいただきありがとうございました。
またお待ちしております♪

ますだ動物クリニック　電話0547-33-6010  

ミニチュアダックスのペコちゃんの症例のご紹介です。

他院にて椎間板ヘルニアと診断され、初回来院時はグレード４。
痛覚はあり、しっぽは動かせるものの、後肢は動かない状態でした。
他院では手術をすすめられたそうですが、手術以外の方法で何とか出来ればとご来院されました。

動画は当院facebookページに飛びます。

鍼治療開始前、初回来院時の動画です。→こちら

ペコちゃんは、遠方からのご来院でしたが週２～３回のペースでご来院いただき、鍼治療と漢方薬を併用して治療をおこないました。
６回目の来院時で少し立つようになり、１０回目では歩けるようになっていました。

鍼治療を開始して一か月後（１０回目の来院時）の動画です。→こちら

ペコちゃんは現在（１か月半経過）は週１回ペースになっています。
回復が順調であれば、だんだんとペースを開けていく予定です。

鍼治療をおこなう際によくご質問いただくのが、「どのくらいのペースで通うといいですか？」です。

当院の過去のケースを見ますと、来院間隔をあまり開けない（週１～２）で漢方薬を併用したわんちゃんの方が、回復が早い傾向があります。
またよくなったからと完全に止めてしまうのではなく、その後も１～２か月ごとに定期的に通われるわんちゃんは再発も少ない傾向です。
鍼治療は根本的に治す治療ではありませんので、再発の可能性があることは十分考えねばなりません。
（椎間板ヘルニアは手術をしても再発するケースがある病気ですので）

ただ、当然これはすべてのケースには当てはまりません。
漢方薬は味が独特ですので飲めるわんちゃんと飲めないわんちゃんがいますし、遠方からですと週１回通うのは大変ですから、飼い主さんもわんちゃんも無理のない範囲で治療をすすめていければと思います。
絶対こうしなければいけない！ということはありませんので、遠慮なくご希望をお伝えくださいね。

鍼治療は静岡市と浜松市から来院される方がとても多いです。
県東部では富士宮市から、愛知県からのご来院もあります。
そのため、どうしても土曜日を希望される方が多くいらっしゃいます。
鍼治療は完全予約制となっていますので、土曜をご希望の場合はお早めにご連絡下さい。

また不定期ですが月１日から２日程度、日曜日に鍼治療の予約を受けることがあります。
これは、院長が会議や学会等で日曜が留守がちのため、対応できる日が少ないため不定期とさせていただいております。
日曜をご希望の方は一度お問合せ下さい。
※通常の診療は日曜にはおこないません。鍼治療のみで、午前中限定とさせていただいております。

鍼治療は初回は３０分程度お時間をいただきます。
金額は初回は初診料と合わせて６０００円程度となっています。
（２回目以降は４０００円～）
漢方薬が出る場合やレーザー治療もおこなう場合は別途かかります。
金額はあくまでも目安としてください。


ご予約は予定の確認がありますので、診察時間内もしくは１３時半～１５時の間（※木日祝除く）にお願い致します。

ますだ動物クリニック
静岡県島田市向谷３－９１８－９
℡０５４７－３３－６０１０